天にましますわれらの父よ　願わくは
御名の尊まれんことを　御国の来たらんことを
御旨の天に行わるる如く　地にも行われんことを

われらの日用の糧を　今日われらに与え給え
われらが人に赦す如く　われらの罪を赦し給え
われらを試みに引き給わざれ　われらを悪より救い給え


幼稚園に通う子供が云うには
とても大人らしい言葉だったように思う
木の床の教会は好き足はつめたくなるけれど
長い長い棒の先
幼稚園の先生は高い天井に釣られた燭台に
ひとつひとつ灯を入れてゆく

白いレース飾りの靴下が嫌いだった
みつあみのできない髪も嫌い
母の香水が嫌いだった
剥製屋に飾られる私より大きな剥製が嫌いだった

ミサがおわると　長い長い棒の先
今度はちいさな三角帽子の付いたもので
灯りに蓋をしては消してゆく

あたしはそれがすきだった
あと神父さんがみんながみてる前で
躰だというパンをむしゃむしゃ食べ
血をがぶがぶ飲み干すのも

口に何かを入れるとや食事はもしかして
恥ずかしいことなのかもしれないと
一瞬おもってそれを好きだとおもった

願わくは　聖父と聖子と聖霊とに栄えあらんことを
始めにありし如く今もいつも世々にいたるまで


†本日の愛らしいさん†
天使祝詞 1/2
お祈りは「主の祈り」「栄唱」

ほんとうにたくさんの

うつくしいものをみた

みていたかった眼に　死の瞬間は

いままでみたもののなかで

最も美しい出来事だった？

ばっかじゃないそんなわけない

人の死 エンタテイメント

明日は苺の味のチョコレートが食べたいかも
っておもうくらいの薄っぺらい死にたいなら
この先いくらでも　あるかもしれないけれど

楽しみなデザートの為
コース料理は最後までどうぞ
最高級の料理は目の前に運ばれたなら
食べるも食べないも私次第

銀のフォークとナイフは外から順に
真白きテーブルクロスの上には模様
パンと肉汁と葡萄酒で盛大に汚して

耳　鼻　舌　躰　視　声　香　味　触
肘をついておとをたてて手でちぎって
にぎやかになるべく大声で笑いながら

そしてデザートのときには
何事もなかったかのように
直ちに　片付けられること

静かなアールグレイ
果物と濃いクリームのひとさらと共に



†本日の愛らしいさん†
Κύριε　キリエ・エレイソン（主よ、あわれみたまえ）

Κύριε, ἐλέησον.
Χριστέ, ἐλέησον.
Κύριε, ἐλέησον.

主よ　哀れみ給え
キリスト　哀れみ給え
主よ　哀れみ給え

そのことばをちいさい頃の私は毎日
何度も何度もつぶやいていた

意味なんてわからなくても
魔法の呪文みたいなものだから

そのいくつかは その言葉が何となく好きだったから
そのいくつかは 何となく嬉しいことがあったから
そのいくつかは まあ何となくではなかったけれど

今まで描いた絵。と
同じような質感。と
同じくらいの数の祈り

叶ったものと
叶わなかったもの
願ったものと
願うふりをしたもの


めでたし　聖寵充ち満てるマリア
主御身とともにまします
御身は女のうちにて祝せられ
御胎内の御子イエズスも祝せられたもう

天主の御母聖マリア
罪人なるわれらのために
今も臨終のときも祈り給え
アーメン


†本日の愛らしいさん†
天使祝詞2/2

お誕生日のひとはいいことあるのだ
展望台までご招待の上ケーキまで！
(完璧な餌付け成功例が此処に)

展望台から窓の外。探しものは東京タワー。
(探してもみつからないよね登ってるんだし気付くの遅いし)

花開富貴。恭賀新嬉。
今年も宜敷願奉候＾＾

さてもさても朔日のご挨拶でございます。
朔、とは綺朔さんの名前にありますがお正月。

メールやお年賀状に心温まるWおめでとうのお言葉が。
嗚呼、とっても嬉しい＾＾ありがとうます皆様。。（幸!!）

電車電車電車

朝まであやちゃんと共にテレヴィをみていて
ふと思い立ち二重橋の前にて朝日をみようと
まだ暗い町を凍えながら出発　電車にのって

あのう、初めてゆきましたけれども...。
流石江戸城付近である。　
よくわかんないが何かが強い。。。（ようなきがする）

で。でね。（続く）


†本日の愛らしいさん†
朝日に照らされる二重橋！