ルデコの１F〜６F全館を使ってのイべントでした。
毎日沢山のお客様がご来場下さいました。
お忙しい中ご高覧いただき、ありがとうございます。



ややこしいなぁモウ、と、いつもどおり苦笑いしながら
SYがらみのことにかかわる度に再確認をする。

前にも認めた、表現は、場所は、近しくなるべき人達の、
出逢いたかった人達を逢わせるための、縁の結び目にある記号。

それがたとえば個性の強いものならなお引力を持ち巡りあわせる。
どんなことをしていても、人がひととかかわるために用意された目印。

花の様な上品さやほのかな肌の匂いはそこにはないがもしかしたら、
生臭く感情的なこの展示のなかから無味無臭で無機質なものを、
私は選んで拾い上げた。

魔法は解けた。呪縛はもはや力を持たない。
無闇に影響され傷つかなくてもよろしい。



グループ展にはいつも期待しないがこの展示は本当に来てよかった、
と、駆けつけてくれた友人達だけではなく、初めてお逢いするお客様からも。
力強く（しかも真顔で）同じ内容の言葉をお伝えいただきました。

美術、パフォーマンス共に相当偏った人選だったにもかかわらず、
この展示は、確かにひとつの世界観になっていた様に思う。

集団としてではなく個として表現しようとする傾向のひとの集団だったから。
ご一緒出来て嬉しかった。出展者各位、ありがとう。

そして。ルデコの島中さん。１２年前からずっとすみません...。
いつもありがとうございます。苦笑しないで下さいネ。

皆様に。心より感謝。



おまけ。あのとき書いた文章。
http://ayasakingyo.kai-seki.net/Entry/10/