銀座での展示　年の瀬の　お忙しい中
お越し下さいました皆様
ありがとうございます
無事、展示をおえることが出来ました。
本当に。本当に感謝です。


私はたくさんのひとに
たくさんの結び目を作ってもらって
今の形をしてるんです。

あるところに、変な奴がいました。初めてみたとき、
うっゎ逃げろ、こいつとだけは絶対関わるまい危険すぎると
本気でおもったものでした。余りに気違った眼をしていたので。

一番初めのひとつめの縁。
数えきれないほどの人と人を半ば強制的に結ぶだけ結んで
ふと　いなくなりやがった。
寂しがりやだった。誕生日が一緒だった。散歩が好きで
酒癖と女癖が最高に悪く一部でちょっぴり(かなり)嫌われ者だった。

絶対忘れてやるもんか（特に後半）
ひとは声、そして顔、の順に忘れてゆくんだってさ。


今回作品出しますって何でちゃんと思い切れたんだろ。
迷ってたんだけどでも、
時々そんなことどうでもいいときもある様です。

絵を描いて飾ることだけじゃないんですね。
よかった。私経由で次の人へ手渡すため預かった縁まで
危うく断ち切ってしまうところだった。
それでね、縁結びの疫病神みたいな奴のこと思い出したんでした。
おしまい♪


テーブルの上、歳の数の
いくつものちいさいロウソク
を、灯したショートケーキの匂い
これからもいくつも　くりかえし

一度終わりとします。私を。

そして、

蠟燭を消したらまた　はじめることとします。



†本日の愛らしいさん†
おんなのこはいつも手に何かを隠し持っているもの